水稲

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PHOTO PHOTOの説明 作業の説明
昨年刈り取った
ままの田んぼです
01/02/01
水稲の作業は、まだ始まっていません。
3月頃から、堆肥散布、耕耘と作業が始まります。
耕耘作業が始まりました。
01/04/15
堆肥を10a当たり1t〜2t散布しそのあと耕耘を行っています。
堆肥を入れると微生物によって土の状態が良くなることと、肥料成分が穏やかに効くため、食味が良くなると言われています。

私たちの地方では、代かきの前に耕耘する事を『荒起こし』と言っています。
これから水をためて代かきが始まります。
田植えももうすぐです。
代かき風景
01/04/25
トラクターに『ハロー』という作業機をつけて代かきを行います。

代かき後、ドロドロの土が少し硬くなる、1週間後に田植えを行います。
苗の育苗
01/04/25
田んぼの準備の合間に苗を育てています。
田植機で植えられるように28cm×58cmの育苗箱に種を蒔いて育てます。

この苗は、種蒔きをしてから7日目のものです。
均一に苗が早く育つようシートで覆いをしています。


田植機による田植え風景
01/05/08




苗も大きくなり、いよいよ田植えが始まりました。
田植機を使って育苗をした苗を植え付けています。

この田植機は、一度に5列植える事が出来ます。










前部両脇オレンジ色の棚には、補充用の苗を載せます。




植え付け作業時間
10a/約30分〜40分


苗 必要数
10a/約20枚〜24枚
田植えから約1ヶ月目の田んぼです。
01/06/12
田植えから、一ヶ月もすると、稲株もだんだん大きくなって、どの田んぼも緑一色になってきました。
これから、稲が元気に育ってもらうため、田んぼに水を入れたり乾かしたり、水管理をしなければなりません。
おたまじゃくし見っけ
01/06/12



田んぼの中は、
今、おたまじゃくしがいっぱいです。
少し影の様に見えるのがおたまじゃくしです。
白い腹を見せながら呼吸をしているのもいます。(中央に2匹)

たくさんいますが、ほとんど鷺やカラス、ヘビ等に食べられて生き残るのはわずかしかいません。
稲の花です。
01/08/03
稲の穂先が粉を吹いたように少し白くなっています。
これが、花です。
これから受粉し、やがて実(お米)をつけてくれます。

もうすぐ収穫
01/08/15
稲の受粉も終わり、稲穂がだんだん大きくなっています。
8月3日には、ピント立っていた稲穂がだんだん垂れ下がってきました。
9月中旬には収穫が始まります。
いっぱい採れるといいな!
01/09/07 こんなに黄金色になりました。
待ちに待った収穫の時です。
01/09/13

コンバイン
いよいよ収穫が始まりました。

収穫は、コンバインで行います。
コンバインは、稲を刈り取ると同時に脱穀をします。
脱穀された稲穂は乾燥機で水分15%まで乾燥します。
お米の保存には約15%前後がいいのだそうです。

稲わらはカッターで小さく切って来年の田んぼの肥やしにします。
01/09/14

乾燥機(奥側)
コンバインで刈り取った稲穂はすぐ乾燥機に入れます。
時間が経つと稲穂の呼吸熱で
蒸れてしまい、いいお米にならないのです。
1日〜2日ゆっくり時間をかけて乾燥させます。

01/09/14

籾すり機
乾燥した稲穂の籾殻を取り、玄米にする機械です。

この後、いいお米だけを選別する米選機を通し、皆様にお届け出来るお米になります。
02/09/19

刈り取り後の田んぼです。
黄金色だった田んぼも、やっと稲刈りが終わり、稲株だけが残っています。

今年は、高温だったため、収量が少なめでした。